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カオスは好機!生成AI時代の「機会損失」を回避する思考法 誰かを待っていては、もう遅い【AI時代の羅針盤 Vol.2】

皆さん、こんにちは。中小企業診断士の佐々木拓郎です。

前回の記事では、AI技術の進化によって「タイムマシン経営」が通用しなくなった時代が到来したことについてお話ししました。最新のAIは発表とほぼ同時に世界中で利用可能になり、私たちは皆、同じスタートラインに立っています。

これは裏を返せば、「誰かがやり方を見つけてくれるまで待つ」という姿勢が、深刻な「機会損失」に直結する時代の始まりを意味します。誰かが確立した手法が世に出回る頃には、その手法はすでに陳腐化し、競争優位性には繋がらない可能性が高いのです。

決まった「型」が出来上がるのを待つのではなく、たとえ生煮えの情報であっても自己判断で取捨選択し、吸収しながら「自分なりのやり方」を構築していく。しばらくは、そのような主体的な姿勢が求められる時間が続くと考えています。

AIの成長カーブが緩やかになる時

いずれAIの進化のスピードが緩やかになれば、誰もが安心して使える「ベストプラクティス」が確立される時代が来るかもしれません。しかし、その時になってから新たなビジネスモデルを構築しようとしても、すでに多くの競合がひしめき合い、差別化は困難になっているでしょう。まさに「Too Late(手遅れ)」です。

過渡期は、最大のビジネスチャンスである

だからこそ、私は断言します。 この混沌としたカオスの中にある生成AIの「過渡期」は、裏を返せば、計り知れないほどの「大きなビジネスチャンス」であると。

羅針盤のない大海原では、誰もが手探りで進むしかありません。しかし、自ら羅針盤を作り、誰よりも先に航路を見つけ出した者だけが、新しい大陸にたどり着くことができます。既存のルールが通用しない今だからこそ、既成概念にとらわれない発想や、果敢な挑戦が大きなリターンを生む可能性があるのです。

次回は、いよいよ具体的なAIツールに焦点を当てます。数あるツールの中で、私が特にその能力に驚かされた「あるAI」について、それがビジネスの現場でどのように活用できるのかを詳しく解説していきます。

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みなと中小企業診断士事務所では、代表の佐々木が「AI×デザイン思考」を軸としたAI活用支援、ベトナムを中心とした海外事業コンサルティング、そして経営の土台を固める決算書・経営基礎教育など、専門性の高い経営コンサルティングを提供しています。

貴社の課題解決と持続的な成長を、専門家の視点から伴走支援いたします。初回相談は無料ですので、ぜひお気軽にお声がけください。

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この記事を書いた人

中小企業診断士/みなと中小企業診断士事務所 代表(東京都港区)

1994年に総合商社へ入社し、食料分野で30年以上。貿易実務から海外事業経営まで、事業の数字に向き合い続けてきました。駐在はベトナム・メキシコ・アメリカ。ベトナムでは合弁事業会社の副社長として、会社設立から黒字化までを指揮しました。

2013年に中小企業診断士に登録。経営理論とAIの実装を、一人の専門家のなかで往復させる伴走支援を行っています。立派な資料の納品ではなく、現場で回る仕組みを残すことを大切にしています。東京都港区を拠点に、中小企業の経営者と後継者の事業伴走に取り組んでいます。

著書『商社マンの「実録」海外経営ノート』