みなと中小企業診断士事務所 MINATO SME CONSULTING FIRM みなと中小企業診断士事務所 Contact 無料相談

Vol.41|造園業にAIを実装する。〜発信を任せたら、現場が増えた〜

発信が大事だと分かっていても、投稿を考える時間がない。アトツギの前原さんも、この悩みを抱えていました。「いいポストを作りたい」と、1時間も2時間も考え続ける日があったそうです。録音を送ると翌朝6案が届く、Vol.34からお話ししてきたSNS執筆エージェントが動き始めて2週間。今回は、私の問いに前原さんが答える形でお届けします。まず、時間のことから伺いました。Xにかける作業時間は、圧縮されていますか。

答えは明快でした。「文章を組み立てる時間は、もうリライトする時ぐらいですね」「そもそも0から1にする、というのはなくなったって感じです」。今は現場や商談の帰り、車で3分ほど録音するだけ。翌朝届く案から気に入ったものを選び、ご自身の言葉に書き直して投稿する。直近の8日間は、コンスタントに1日3本を投稿できています。

他にはありますか、と重ねると、出てきたのは、意識の話でした。「できるだけ一次情報、という意識に変わりました」。作る時間が消えた分、現場に出られる。現場に出れば、心が動く場面に出会う。その場で一言録音しておけば、翌日の投稿に反映される。「繰り返すことで精度が上がっていくんだろうな、という体感もしています」。発信のために机へ向かうのではなく、現場に立つほど発信が良くなっていく。この2週間で、順番が逆転したのです。

実はこの日のセッションは、発信とは別の報告から始まっていました。この2週間で入札が2件動き、いずれも形は違えど仕事につながったこと。「事業計画を立てたおかげで、公共工事の重要度がかなり上がった。それに対して今回、準備を相当してきた」とおっしゃいました。ご自身がXでも公言している、今期目標1億円に向けた最初の月の出来事です。

背景には、ここ半年かけてセッションで一緒に入れてきた、目標管理の仕組みがあります。目標を数字で掲げ、計画に落とし、社員の前で語る。Vol.33でお話しした、10年計画の発表もその1つです。仕組みが入ると、経営者の意識が変わります。目標と現実の差を常に数字で意識し、現実を目標へ近づけるために何をすべきかを考え、実行に移す。計画して、実行して、振り返って、次の手を打つ。いわゆるPDCAの循環が、前原さんの経営の中で、日常として回り始めているのです。

さらにこの日は、「今すぐじゃなくても、種をまいておくフェーズに入ってもいいなと思いました」と、新規事業の構想にまで話が及びました。発信の変化と経営の変化が、同じ日に、同じ明るい声で語られる。私には、それがうれしい報せでした。ツールを1つ入れただけでは、こうはなりません。この2週間の裏側で、何が動いているのか。次回から3回に分けて、この仕組みの中身を開いていきます。


みなと中小企業診断士事務所からのご案内

「うちでもできるかも」と思ったら、まずは30分、お話ししませんか。

本ニュースレターでご紹介している支援は、すべて初回の無料相談からスタートしています。AIの導入、数字の見える化、事業承継の準備——テーマは問いません。御社の状況をお聞かせいただければ、30分の中で「何から手をつけるべきか」の方向性をお伝えします。

初回30分無料相談のお申し込みはこちら(経営者・経営幹部・後継者の方が対象です)

お問い合わせ – みなと中小企業診断士事務所

まずは「経営の基礎」から学びたい方へ

「相談の前に、まず自分で経営の数字を読めるようになりたい」という方には、ストアカでオーダーメイドの個別講座をご用意しています。事前ヒアリングで御社の課題に合わせた専用テキストを作成し、90分で「知識」と「方向性」を同時にお持ち帰りいただけます。

【経営幹部限定】課題に合わせ知見を調合。完全オーダーメイド経営講義