Vol.5|造園業にAIを実装する。〜ごちゃごちゃのままでいい〜

前原さんの4つのアイデアをフレームワークに落とし込んでお見せした時、「合ってます」とひとこと返ってきました。ミッション・ビジョン・コンセプトを軸に、前原さんの会社が目指す方向性を事例企業と照らし合わせながらまとめた、30ページの企業ブランディング戦略の資料です。

この資料は、前原さんのこれまでの構想メモをNotebookLMに読み込ませ、Geminiとの対話を重ねながら作りました。HRや福利厚生の話に偏りすぎると感じれば視点を広げ直し、方向が定まれば今度は深く掘り下げる。そのやりとりの積み重ねが、スライド30ページになりました。

セッションの前日、前原さんは頭の中が整理できていない感覚を持っていらっしゃいました。ノースフェースのような作業服、スタバのようなショールームオフィス、コーポレートデザインの刷新、業界最高水準の待遇と休日。それぞれのアイデアはあるのに、どうつながるのかが見えない状態でした。

AIを使って対話を重ねると、その4つのアイデアはハード・ソフトとインナー(社内)・アウター(社外)という4つの象限に整然と並びました。バラバラに見えていたものが、造園業界の新しい形を描く一本のストーリーとして見えてきた瞬間でした。前原さんの中には、すでに一貫した構想があったのです。

AIが得意なのは、頭の中にある「ぼやぼや」を構造として取り出すことです。ひとりで考えていると見えなかった一貫性が、AIとの対話の中でふと輪郭を持ち始めることがあります。整理されていないことを恥じる必要はないのかもしれません。その「ごちゃごちゃ」こそが、戦略の原石なのではないでしょうか。


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この記事を書いた人

中小企業診断士(東京都港区)
ストアカ「世界一やさしい決算書の読み方」「世界一やさしい経営のお勉強」講師
総合商社勤務30年
新規ビジネス、海外事業に強み
ベトナム、メキシコ、米国に駐在経験
営業支援会社、EC出店会社、スタートアップへの支援実績あり
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