Vol.8|造園業にAIを実装する。〜AIは見積もり係〜

見積もりの件数が多い時期には、断ることもある。アトツギの前原さんがそう話した時、ボトルネックという言葉が浮かびました。技術があっても、受注の機会があっても、見積もり作業がそこで詰まっていれば先に進めない。造園業では珍しくない話かもしれません。しかし、断った案件の中に次の売上があったかもしれないと考えると、その一件の重さは変わってきます。

今日のセッションでは、見積もり自動化の仕組みをClaude Codeで構築するための設計図を描きました。現場で音声メモを残し、写真をBOXにアップする。会社に戻った時には、見積もり書の叩き台が出来上がっている。最終確認だけ人間がやり、承認すればそのまま送信できる。前原さんが描くのは、直行直帰できる現場の形です。

「金額以上の武器になるなと思ってます」。前原さんの言葉です。お困りのお客様に当日中に見積もりを届けられる可能性が出てきたこと。それは価格競争とは別の強みになります。さらに、受注できたものと断ったもののデータが蓄積されれば、価格設定の精度や案件の傾向も見えてきます。「他者には真似できないところに行けるのかな」と、前原さんは続けました。

AIの仕事は、効率化だけではありません。見積もり書を自動でつくる仕組みはその入口にすぎず、そこに積み重なっていくデータが経営の判断材料へと育っていきます。一つの仕組みが、経営そのものを変えていく可能性があります。


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この記事を書いた人

中小企業診断士(東京都港区)
ストアカ「世界一やさしい決算書の読み方」「世界一やさしい経営のお勉強」講師
総合商社勤務30年
新規ビジネス、海外事業に強み
ベトナム、メキシコ、米国に駐在経験
営業支援会社、EC出店会社、スタートアップへの支援実績あり
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