今回のセッションから、新しいテーマが加わりました。AIを使って、次のビジネスのアイデアを生み出すことです。採用もSNSも一歩ずつ形になってきた前原さんですが、見えてきた次の問いは、どうすれば事業の幅を広げていけるかということでした。
その方法論の出発点にある考え方は、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである」というものです。iPhoneを例にとれば、電話もタッチパネルも音楽プレイヤーも、それ以前から存在していました。それらを1つのデバイスに詰め込んだことで、あれだけの発明になりました。画期的な発明とは、ゼロから何かを生み出すのではなく、遠く離れた既存のものをつなぎ合わせることで生まれるのです。
ところが人間の脳には認知バイアスがかかり、無意識に慣れた範囲の中でしか考えられません。「強制発想法」はそれを崩す手法です。自社の事業課題と、一見まったく関係のない未来のシナリオを強制的に掛け合わせることで、思いもよらないアイデアを引き出していきます。
この手法で鍵になるのが、「フォーサイト(未来洞察)」という考え方です。過去の延長線上で未来を予測するのではなく、今まだ見えていない可能性を探しに行きます。10年前に今のAIの普及を予測できた人がほとんどいなかったように、未来は予測より探索のほうが、新しい可能性を見つけやすいのです。世界中のニュースから「未来の弱いシグナル」を集め、複数の記事を組み合わせて未来のシナリオを描く——以前は人間のチームが担っていたこの作業を、今はChatGPTとClaudeが引き受けます。
「めちゃくちゃワクワクしてます!」
方法論の説明をひと通り聞き終えた前原さんの言葉です。この先、AIが集めてきた未来のシナリオと、前原さんが書き出してきた事業課題が掛け合わさるフェーズが始まります。そこからどんなアイデアが生まれてくるのか、次回のセッションが楽しみです。動き出した人のところから、可能性は開かれます。
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