佐々木拓郎– Author –
中小企業診断士/みなと中小企業診断士事務所 代表(東京都港区)
1994年に総合商社へ入社し、食料分野で30年以上。貿易実務から海外事業経営まで、事業の数字に向き合い続けてきました。駐在はベトナム・メキシコ・アメリカ。ベトナムでは合弁事業会社の副社長として、会社設立から黒字化までを指揮しました。
2013年に中小企業診断士に登録。経営理論とAIの実装を、一人の専門家のなかで往復させる伴走支援を行っています。立派な資料の納品ではなく、現場で回る仕組みを残すことを大切にしています。東京都港区を拠点に、中小企業の経営者と後継者の事業伴走に取り組んでいます。
著書『商社マンの「実録」海外経営ノート』
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海外事業の教科書
稼働率を上げる (5) ~プロダクトミックスの判断~
今回は、損益分岐点分析のちょっとややこしいところ、「原則受注」と、「営業損失」「EBITDA赤字」との関係性と、プロダクトミックスの判断軸について解説していきます。 営業損失なのに原則受注すべきなのはなぜか? 上記を文字通り読むと「赤字でも受注... -
海外事業の教科書
稼働率を上げる (4) ~損益分岐点と2つ目の踊り場~
前回は操業停止点と「一つ目の踊り場」としてのEBITDAの損益分岐点についてお話しました。今回は「二つ目の踊り場」についてお話します。 二つ目の踊り場としての損益分岐点 減価償却費が重い新設の製造業は、まずはEBITDAの損益分岐点に到達することを目... -
海外事業の教科書
稼働率を上げる (3) ~操業停止点と一つ目の踊り場~
前回は損益分岐点についてお話しました。実はもう一つの分岐点があることをご存知でしょうか。それが操業停止点です。それは何であるのか? そして、損益分岐点と操業停止点との間に「踊り場」があることについてはあまり知られていません。今回は、これら... -
海外事業の教科書
稼働率を上げる (2) ~限界利益と変動費~
稼働率を上げるということは、ただ、工場を回せば良いという意味ではありません。稼働率を上げることで何を狙うのかということについては、前回「固定費の回収」であると説明しました。しかしながら、工場を回せば固定費を回収できるのではなく、工場を回... -
海外事業の教科書
稼働率を上げる (1) ~固定費~
オープニングセレモニーが終わり、工場が稼働しました。 経営者視点で次に何を考えていかなければならないのでしょうか? 品質の安定性を確保する まず考えなければならないことは、品質の安定です。工場稼働直後は、テスト生産と異なり予期せぬことが起こ... -
海外事業の教科書
プレマーケティングから工場稼働に移行する際の留意点
プレマーケティングを開始して時間が経ち、サンプルを配布しながら顧客候補と品質を擦り合わせ、工場稼働後の主力商品となりうる製品のモデルも出来上がり、コンテナ単位でその輸入が始まり、顧客開拓に応じて数量が少しずつ増えてきている。一方で、工場... -
海外事業の教科書
プレマーケティング(先行販売)後編
後編は実際にプレマーケティングを開始し、どのように顧客開拓を広げていくかについてお話します。 プレマーケティングは顧客開拓の第一歩 前編・中編と、プレマーケティングで実際に販売する商品の開発手法を中心に説明してきました。一方、言うまでもな... -
海外事業の教科書
プレマーケティング(先行販売)中編
プレマーケティングの前編では進出市場にフィットした商品開発について説明しました。中編と後編では本国で開発・製造した製品を進出市場で実際に販売していくプロセスについて深掘りしていきます。 プレマーケティング用の商品開発と顧客開拓は同時進行 ... -
海外事業の教科書
プレマーケティング(先行販売)前編
進出する工業団地と契約を締結し、いよいよ工場の建設が始まりました。工期と予算が計画通りに進むよう日々管理していくことが最重要であることには言うまでもありませんが、事業のローンチ向けた他のアクティビティも強化していく必要があります。その一... -
経営講座
世界一やさしい経営のお勉強~ファイナンス~個人レッスン
ファイナンスを理解できるようになると、方法によっては暗算で会社の値段を算定できるようになります。複雑な計算式が多く、とっつきにくいイメージがありますが、覚えることが沢山あるわけではなく、ポイントを押さえると便利なツールであることがわかり...